吉田がキャラホビで企んでる

”今、自分がいちばん見たい番組みてキャラホビを目指す”というコンセプトのもとに吉田が話題のアニメに物申す!

放送まとめ

吉田がキャラホビで企んでる第14回「『惡の華』友の会決起集会!」

投稿日:2016年7月14日 更新日:

MOTTV契約100万件突破を記念して、代々木アニメーション学院東京本部校から初の公開生放送。ゲストは『惡の華』監督の長濵博史さんに、作中で主人公・春日高男とヒロイン仲村佐和をそれぞれ演じた、植田慎一郎さんと伊瀬茉莉也さん。長濵監督はもちろん、主要キャラクターを演じきった上田さん、伊瀬さんのお話は作品のディープさを物語っています。

ゲストProfile

 
長濵博史(ながはまひろし)アニメ監督。演出家。マッドハウスで動画、原画として数々の作品に参加。その後フリーランスになる。代表作は、初監督作品の『蟲師』や、『デトロイト・メタル・シティ』など。『惡の華』では、日本アニメ史上初の全編ロトスコープ作画が話題となった。

 
伊瀬茉莉也(いせまりや)声優。2004年に『愛してるぜベイベ★★』で声優デビュー。以降『Yes! プリキュア5』で準主役キャラ・キュアレモネードを演じるなど、活躍の場を広げていく。その他、代表的なキャラクターに『ポケットモンスターXY』のユリーカ、『HUNTER×HUNTER』のキルアなど。
 
植田慎一郎(うえだしんいちろう)声優。俳優。『惡の華』で主人公春日高男の実写キャストと声優両方を務める。第26回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。『惡の華』では初主演作品にして自身初の声優業に挑戦している。その他、舞台『鬼切丸』にも出演。

「悪の華」友の会総決起集会始まる!

——今回は代々木アニメーション学園から「惡の華」監督の長濵博史さん、キャストの植田慎一郎さん、伊瀬茉莉也さんを招いての公開生放送。番組サブタイトルを「惡の華友の会総決起集会」と銘打って「惡の華」の制作秘話をたっぷりお届けします!

吉田
「長濵さんは今、他に類を見ない作品を作り終わってどうですか? 第一弾、第一部として作り終わって、今の感想はどうですか

長濵
感想。感想ですか。渦中にいると。たぶんみんな一緒だと思うんですけど、感想もなにもないですよね

植田・伊瀬「うんうん」
長濵
終わった感覚もなければ、どういうスタンスで自分がこの作品に関わっていたのかもちょっとまだ分かってない感じですかね。反応とか感想とかそういのを耳にして、ありがとうございますとか、みなさんこうやってみんな集まって下さってこうやってお顔が拝見出来て嬉しいなとか、っていう感じの感想になっちゃいますね。アニメーションに関する感想とか、惡の華っていう作品をまだ離れたところから見られてないとは思います

吉田
キャストの方が集まって作品全体を振り返ってないってことですか。では、今日はまさにその機会にさせていただきたいと思います!

——急病で来られなくなってしまった、原作者・押見修造先生の不在を惜しみつつ、『惡の華』紹介VTRを鑑賞。

吉田
実写をトレースしてアニメーションにしていくロトスコープという手法を使って、ワンクールのアニメを作り上げるというのは人類初の試みだったわけですが、前回、監督が番組に来てくださった時に、最終話で絶対にロトスコープじゃないとできない演出ができたと豪語していて。すっごい期待して見ていたんですけど、どこがロトスコープじゃなきゃできなかったとこか、俺わかんなかったんですよ

長濵
まあ、大きくいうと2つで、まずは逆回転です。逆回転って、アニメーションの記号化された動きの中ではうまくいかないんですよ。あの微妙な体重移動とか、地形に沿って歩く時の微妙な体の傾きとか、そういうものがないと本当の意味での逆回転には見えない。通常のアニメーションをただ後ろ側に動かしてもダメなんですよ

吉田
作品の中で逆回転を使いたいというのはどっかにあったんですか

長濵
プロモーションビデオとかでもよく使われていたりとかして、逆回転気持ちいいんだけどなと思っていて。今回はこの逆回転が上手くいきました。人を撮って絵に起こしているという、この技法ならではの表現ですよね。あとはもうひとつは、主人公の春日高男がどんどん逆回転で、第1話の冒頭まで戻っていくんですよ。実は、ここがキーになっていて、1話で、ここでロトスコープをまずドーンと見せるんだと思って作ったカットなんです。テレビを見た人が「うわ!なんだこれ!」って思ってほしくて

吉田
最初のころって、手から華が出てくるPV以外の情報ってほとんどなかったですよね

長濵
で、次のカットはもう春日がドセンターにいて歩いているっていうやつから始めたくて。そうすることで通常のアニメとは違うってことを、見ている誰もが分かってくれると思ったんです。最終回では、そこにまず逆回転で戻してから、さらに戻るっていうシーンを入れているんですね

吉田
その『さらに戻る』というシーンが、監督の言っていた2つ目ですか

長濵
『さらに戻る』っていうのは、アニメーションで動いているわけではないんですよ。そこは全部止めの一枚絵がバーッとフラッシュみたいに見えるんですけど

吉田
どんどん、春日高男君の子供時代に戻っていく

長濵
赤ん坊までいく。あそこのスタートからラストまでは、押見修造先生の中学2年生から0歳までの写真を全部お借りして

吉田
え、植田君じゃないんだ

長濵
ないんです

植田
だからあのメガネをかけているんですよ、はじめのほうの

長濵
押見って書いているところ全部春日って変えているんです。あれ本当の先生の友達と、本当の小学校時代の写真ですよ

吉田
なんか最後赤ん坊がお父さんみたいな人に抱かれて

長濵
あれおばあさんなんです

吉田
じゃああれは、押見先生のリアルおばあさんなんですか

長濵
そうなんです。あそこでやっと春日になったんですよ、植田君は。伊瀬ちゃんは(実写で仲村を演じた女優の)佐々木南さんがいて、伊瀬茉莉也が声を当てることで仲村佐和になるんですけど、植田君は植田君が実写キャストをやって、植田君が声を当てているんで、植田慎一郎をどうしても払拭できなかったんですけど、最後のあそこのピースがはまると春日高男になる。あの画面の中にしか成立してない人生があそこにあるじゃないですか。で、押見先生の話なのでこれは。最終回は押見修造その人のためだけに向けたっていう

吉田
そのアイデアっていうのは監督から出てきたんですか

長濵
そうです

吉田
やっぱり押見さん本人から俺の写真を使ってくれっていうわけはない?

長濵
そうですね、貸して下さいって言って

吉田
でもびっくりされませんでした? 原作者の写真をアニメ作るときに借りてくる話なんて聞いたことないですよね

長濵
でもロトスコープだからそれがね。植田君のフィルムを使えば、すごくしっくりくる映像になったはずなんですよ。植田君まだ若いので、子供の頃の写真とかビデオが残っているんですよね。それを借りてきてロトスコープにしたら、ほんとうにこのまんまの彼の子供時代が見られるんで、そっちの方がロトスコープをうまく使っているように見えるんです。でも今回はやっぱり植田慎一郎の歴史とか人生みたいなのを描いたもんじゃないんですよね。春日高男はイコール押見修造なんで、押見先生になってくれっていう話をして。で、仲村が「クズ」って「クズクズクズクズ」って言うシーンがあるんですけど、その最後の「クズー!!」って一発大きいのもらったところに押見先生の写真を入れているんです

伊瀬
押見先生の人生をクズで塗りつぶして欲しいって言われて、私の人生全部を持って、押見先生の人生をクズで塗りつぶしました。半泣き状態で

吉田
ほんとに今の聞いていて、長濵さんはロトスコーブという技法を何に使ったかというとフィクションとノンフィクションの間にどうしてもあった狭間みたいなものをこじあけるために使ってますよね。何かが噴き出している。気持ち悪いほどアニメ見ている僕らでも、見たことなかったそういう映像を、植田君はアニメの現場に来て、初めて見たわけですよね。その衝撃って相当なもんでしょ

植田
そうですね。家族とか周りからは「もう慎、あんたそのまんまやったね」って言われるんですけど、僕からしたら一話を初めて観たときも、もう春日なんですよ。もう僕自身でなくて、春日としてしか認識してないんですよ。登校シーン一発目、眠そうに歩いてくる春日がでてくるんですけど、「眠そうにしているな、こいつ」って見ていて

吉田
一番はじめの段階、特に実写を撮っている段階では植田君には、どういう形になるか、なんにもイメージはなくて、言われたとおりに演じていたんだと思うんですけど、アフレコの段階で、完成したものの画が見えてくると、やっぱりやることって変わりました?

植田
そうですね。上映会で初めて1話を見て。その時には9話までアフレコが進んでいて、その後に10話のアフレコがあったんですよ。何が変わったっていうと自分でもうまく説明できないんですけど、完成形を見てから10話に臨めたっていうのはすごく大きかったと思います

——生放送の裏では、番組スタッフの“札幌のジャックナイフ”が「惡の華」の舞台である群馬県の桐生の山を登りながら生中継をしています。35℃の猛暑の中、雨まで降り出してコンディションは最悪。そんな中スタジオでは「いっそ土砂降りになってほしいですね」「夜までいて雨宿りしてほしい」と過激なコメントも…。

吉田
最終話が終わった今だから振り返れることをやっていきたいと思うんですけど。今日はですね、ゲストの皆さんに一番思い入れがあるシーンをそれぞれ挙げていただきました。まず、長濵さんに選んでいただいたシーンが…

長濵
これは第7話の教室荒らしです

吉田
今まで煮え切らなかった春日君がもう仲村さんの誘いに完全に乗って、俺はもうやりきるんだ、と

長濵
楽しそうでしょ。で、水の中で魚が泳いでいるみたいなことを意識してやっていたのが美しく描けましたね。撮影処理でやっているんですけど、遠くに春日がいるときは青く霞んでいくようになっていて。この仲村もね、ほんと水の中みたいにいるみたいなスローモーションがすごく美しいなと思って。このエンドテロップの出かたもかっこいいじゃないですか。仲村が美しいんですよね。で、どうしても原作にある2人の表情を撮りたかったんですよ。そうしたら、一連の動きの中にちゃんと存在していて、奇跡が起こりました

『惡の華』を演じる、ということ

伊瀬
最初に映像を見たときはすごい衝撃で訳がわからなかったですね。7話は特に。演じているときもあんまり記憶がないんですよ

長濵
植田君は覚えているよね

植田
でも僕の中で7、10、13話っていうのは、すごい体力とかも使ったりして、終わったあともう動けなくなっちゃうくらいでした

吉田
伊瀬さんは他にも沢山役やってらっしゃるけど、他の役ではどうですか?

伊瀬
普段は自分を俯瞰して見る事ができているというか、自分自身でこういうセリフをこういう風に印象付けたいなって、結構頭で計算しながらしゃべっていることが多いんですけど。『惡の華』はそういう計算が一切できないし、頭で思ったことを直で言うっていう感じになっちゃう

伊瀬
アフレコしている最中の記憶がふっとんでいるんですよ

吉田
演技しているのを超えて、別人格にその瞬間乗っ取られている感じ?

伊瀬
そんな感覚だと思います

吉田
さっき言っていた表情、原作の2巻の最後のこれですよね

伊瀬
もう全くおんなじですよね

長濵
春日と仲村のこの笑いが撮りたかったんです。現場の指示は、仲村も春日も、楽しく筆をふり下ろしてして欲しいとか、楽しく笑って欲しいと伝えていただけなんですが、2人が同じ顔していた。この顔が撮れたときに、作品全体がすべて上手くいくと思いましたね

吉田
植田君に聞きたいんですけど、このシーンで出ていた指示は本当にあれだけだったんですか?

植田
あれだけで僕も佐々木さんも本当に夢中になっちゃって。だから本当に筆を2,3本壊しちゃったんですよ。走り回っている時に力を入れすぎてしまって、本気で壁に当たって筆の先が取れたり折れちゃったりとかして。それぐらい夢中になってやっていました

植田
なんかすごく楽しいんですよ。もう最後の振り下ろすシーンとかも」。長濵さん曰く、「見てないところで教室を何周も廻っていて、後ろにロッカーの上に飛び乗って、壁に絵を描いて、飛び降りてってやつを何回も繰り返していた」らしい。

吉田
でも飽きたりせずに、どんどん楽しくなっちゃっている

植田
そうですね。でも僕よりたぶん佐々木さんのほうがずっとくるくる回っているので、目が回っちゃうじゃないかと思いました。もうすごい、すごかったですよ

——押見先生の頭の中にあった物語が漫画に、そして漫画がアニメに…と、物語が人から人へと手渡されていく中で、どんどん濃度が上がっていくという不思議な現象が起きているという『惡の華』。吉田さんがおすすめする8話の冒頭では…

吉田
あの、日本アニメーション史上様々な名シーンがあったと思うんですけど、6分12秒キャストが全く喋らないというのは初めてだと思います。山の中から2人が歩いてくると、並んで歩いていて、足がピタッと止まると。ここまでしかないんです

長濵
あそこは2人の唯一のラブシーンだと思っているんですよね。2人で手をつないでいると、どんどんどんどん夜は明けていって。河原で話しているときは逆にどんどんどんどん暗くなるっていう。2人はタイムリミットを感じているんです。限りある時間の中でお互いの気持ちが、ちょっとでも触れ合っている感じが出せたらいいなと思って描きました。不思議な親心的なものも出ていて、2人を引き離したくない気持ちが出てますね

——次は植田さんのお気に入りシーンの紹介に…

植田
ここのシーンで僕は春日になれたと思いましたね。この撮影のときに声がかすれちゃって。アフレコではちゃんと声を出せる状態で行って、原作通りの春日が演じられたと思います

吉田
伊瀬さんがすごく思い詰めたというか、何か感じることのある表情で見てますけど…?

伊瀬
テストのときから一連でずっと演じているから、気持ちが入り過ぎちゃって、当時の気持ちに戻っちゃうんですよ。『僕は仲村さんの期待するような人間じゃないんだ』って言われた瞬間のショックというか、失望というか

吉田
あのシーンは仲村は失望なんだ

伊瀬
うん、失望しましたね

一同笑

仲村佐和になりきって、演じていた時の心境を語ってくれる伊瀬さん

伊瀬
7話であの教室の幸せなシーンがあって、仲村はなにか期待していたはずなんですけど、佐伯さんが来ちゃう。普通は佐伯さん邪魔だなぁと思うところですが、仲村目線で見ると「もう、ぴーぴーうるっせぇな」ってなっちゃうんですよ。で、『もう春日君はお前が言ってるような奴じゃないんだよって。そんな内側にずっと安全枠の中じゃなくて、枠を超えたところで生きていける人間なんだよ、だから私は連れていくんだ』って思ってるのに、春日君が『選べない』って言っているから、春日君に失望した

長濵
植田君、申し訳なさそうな顔するのやめなさいよ(笑)

植田
僕も今見ちゃったので、ひっぱられちゃいました

——最後に伊瀬さんが選んだお気に入りのシーン、最終話、逃げる仲村を追いかける春日のシーンに…

吉田
このシーンって最後に、もう一度やり直そうと言うわけじゃないですか。僕には仲村の気持ちってわかるようでわかんないんですよ。さっきから伊瀬さんの話を「そんな風に思っていたんだ、面白いな」と思いながら話聞いていたんですけど

伊瀬
仲村の気持ちの中では、春日君はもういいって、ちょっと切り離してるんですよ。『一緒に向こうに行ってくれなかった』という裏切られた気持ちなので。それなのに、春日君が追っかけてくる。走っているときは『もう追いかけてこないで』とか『やめてやめてやめてよ』って気持ちで、でも河原で腕をこう掴まれて、それでなんか喋ってくるから、『お前何様なんだよ』『クズ、お前はクズなのに』となっている

吉田
言われてちょっと植田君が嬉しそうだった

一同笑

伊瀬
それで春日君に契約しようと言われるので、嬉しくは思うんですけど、まだ気持ちは離れています。『今までの信じてたのに裏切りやがって』というか、『一度切ってるんだよ、今更何しに来たんだよ、』みたいな気持ちがあります

長濵
あそこも奇跡的に、「クズ!」って言っているときに、佐々木さんが唾の飛び方からほんとに原作と同じで「うわ!やっぱりこうなるんだ」と思ったんですよね。唾なんてコントロールできないものですからね。この作品にはそういう奇跡の瞬間が沢山あったんですよ

——ここで佐伯奈々子の声のキャストを演じた日笠さんがVTRの中で、色々な質問に答えてくれました。

日笠「1話の、春日が登校する日常的なシーンが2回出てくるんですけど、微妙に空が違っていたりして、一緒に見えるけど日々は動いているということが表現されているところが印象的でしたね。やっていてというよりは、見た衝撃がすごいでかくてすごい鳥肌が立つ感覚。引き込まれて戻れなくなる感覚があって、怖くて見れないんです

―アフレコ現場での伊瀬さんの印象を伺うと…

日笠「座り順が日笠、伊瀬、植田だったんですけど、話によって3人の空気感と距離感が変わってくるんです。それが一番謙著だったのが、彼女でしたね。でも不思議と休憩時間だったりとか、ご飯食べに行こうってなると、一番仲いいのは伊瀬なんですよね。茉莉也、無事か? 私は君の戻ってこれなさぶりを心配しています。戻ってきなさい、現実世界へ戻ってきなさい」

日笠さんのインタビューに見入る2人。

伊瀬
嬉しい。泣きそう

吉田
確かにいいコメントだったと思うんですけど、実は泣く要素が僕わかんなかったんですけど

長濵
いや、僕はわかりますよ

伊瀬
さっきひよっち(日笠さん)も言っていたんだけど、収録する話数によって3人の距離感や空気感がほんとに違うんですよ。最初は3人で話してたりしていたんですけど、だんだん佐伯と春日が喋っている間にいたくないって思えてきて、あえて壁を作ってみたり、1人になってみたり、佐伯一人にしてみたりとか…。アフレコが終ったりとか休憩時間になると、ひよっちとずっとわいわい、きゃっきゃ喋っているんですけど、役に入った途端背を向けちゃうんですよね

吉田
役から戻ってこいっていうふうに言われていましたけど、植田君のなかの春日君とか、伊瀬さんのなかの仲村さんって、今はどうしてて今後どうするんだろうと思うんですけど

伊瀬
どうしてる?

植田
僕、毎週読んでるんですけど、読むたびに出てきやがるんですよ、やつが。それを押さえてないと他の仕事に差し支えてですね…

伊瀬
それ私も同じで、仲村の事が切り離せなくて他の現場に支障がでてしまいそうになってきてしまっていますね。役と同化するって感覚があって、その次に役に食われるっていう感覚が来て、その次の段階が役を切り離すことになる。そうやって、自分っていう人間と役っていう人間が別れたと思ったら、また同化する。でもそうすることで、自分のアイデンティティが分かるんですよね。それが『惡の華』で経験できたってことがよかったなと思っています。今はちゃんと切り離す作業ができるようになったんで、いつでもまた同化して食われてっていうサークルに入るのかなと思っています

吉田
日笠さんが言っていたと思うんですが、『惡の華』のアフレコ終わったあとに、別の現場もあったりすると、そのままだと行けなくて、神社でお参りしてから行くっていう…。

長濵
茉莉也が心配、とか言っていましたけど、俺たちからすると日笠のほうが心配です

吉田
最終回まで『惡の華』を見させていただいて、実は「第一部完」とありましたが、どう考えても続きを僕らは見たい。『惡の華』は終わった作品ではない、まだ生きていて、これからまさにもっと大きくなっていく作品だっていうことを、改めて今日お客さんからのバイブスに感じることができました!ありがとうございました!

山の向こうに咲く惡の華を描いて頂きました。第一部は完結しましたが、まだまだ目の離せない作品です。

m14_08

吉田
せっかく大きなホワイトボードを用意してもらったので、長濵監督に描いてもらいました

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